木のおもちゃ、なにがそんなにいいの?

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木材フェチの木のおもちゃ作家 あるみです。

「木のおもちゃは良い」と、世間では言われていますね。

でも、なぜ良いのか?なにが良いのか?にしっかり答えられる人は少ないのではないでしょうか?

大概の人は

「木のぬくもりがいいですっ!」

と言います。

では、

「ぬくもり」

ってどういう事??

今回は、そんな事を毎日考えているような私の持論を展開します。

木のおもちゃをほかの素材に置き換えてみたら?

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まず何よりも、素材ありき!

もし、あなたのお気に入りの木製品があるとして、

それがプラスチックでできていたらどうですか?

鉄でできていたら?布では?

何が変わるでしょうか?

木のおもちゃの見た目

私は木の作家であり木材フェチなので、ちょっと離れたところからでも木かどうかの判別はできるし、

ある程度は樹種が分かるのですが、

遠目にみて、なぜ木製品だと判別できるのでしょうか?

木製品の独特の存在感はなぜ感じるのでしょうか。

「家に転がっていても絵になる」と言わしめる理由とは?

「木のおもちゃ」ならではの手触り

木のおもちゃを使って遊ぶお子様がきっと1番実感するのが、「木」ならではの手触りではないでしょうか。

無垢の木に触れた時の、温度感、凹凸感、安心感。

何とも言えず手に馴染む感じ。伝わる温度。そしていつまでも触っていたい気持ちよさ。

こんな感情を引き出す素材を私は他に知りません。

なぜ、そんな気持ちになるのでしょうか?

木と木の触れあう音

木と木の触れ合う音。

世の中には様々な音が存在しますが、

電子音をノイズだと感じる人でも、木の音は心地良く感じると言います。

なぜ木の触れ合う音には癒されるのでしょうか?

そして、あらゆる音に敏感な赤ちゃんが、

木の触れ合う音だけに耳を傾けることがあったりするのはなぜでしょうか?

「木」のおもちゃは生きている。人間と同じエネルギー

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私は、木も人間も「生きものだから」だと思っています。

人間と同じ波動、つまりエネルギーを持っているので、

他の素材と違い私たちと共鳴できるのだと思います。

「えもいわれぬ安心感」は、

五感に働きかけること(見たり、聞いたり、触ったり)で

入ってきたエネルギーと同調するからなんだと思います。

「木」のおもちゃは存在感を放つ

樹齢200年の吉野杉の林に行ったことがあるのですが、

大樹の横に立つだけで、ビンビンと身体の中に入ってくるものを感じます。

そこに立っているだけで放っている荘厳な存在感。

怖いぐらいの。涙が出そうなほどの。

常々、「木はいのち」だと言っているのですが、

その時は改めて扱っているいのちの大きさを感じました。

そういったものが、

製品になっても感じられる「ありがたみ」なのだと思います。

そして、伐られた後も生きられる、「奥深さ」をも持ち合わせているのです。

木という素材の持つチカラについてご理解いただけたと思います。

では、それ以外に特に子ども達に効果的なことはあるのでしょうか。

 

自ら考えて行動できる子に育つ

木のおもちゃは感性を刺激する

これは五感に働きかけるエネルギーと似ていますが、

木のおもちゃのの場合、子ども達の感性を直接刺激してくれます。

木のおもちゃはいたってシンプルです。

割れたり、反ったり、欠けたりするので

繊細には作れません。

子ども達の破壊行為にも耐えねばなりません。

いたってシンプルな形。

木のおもちゃは、勝手に動いてくれたり、光ってくれたり、しゃべってくれたりしません。

そういうもので遊ぶという事は、

それを何かに見立てて、思い込んで、そして展開していく必要があります。

そこに必要なのは「想像力」です。

遊んでくれないおもちゃで遊ぶ重要性

今の時代、遊んでくれるおもちゃは山のようにあり、

なにも考えなくても、楽しかったといえる時間は過ごせます。

テレビを観るのと同じです。

しかし、そんな受動的な作業の中では、想像力の出番はありません。