喜ばれる出産祝いを贈るために知るべき赤ちゃんが喜ぶ3つのこと

出産祝い贈りたいけど、そもそも赤ちゃんってどんなことで喜ぶの?

赤ちゃんの好きな遊びはどんなこと?

赤ちゃんにとってよくないことってどんなこと?

木材フェチな木のおもちゃ作家、あるみです。

初めての子どもや、友達の子、親戚の子、近所の子

身近に赤ちゃんが産まれたー!お祝したい!

赤ちゃんはかわいいし、抱っこしたいし、なついてほしい!

でもいざ近寄ると、泣いた−!!!ギャン泣き!

なんてこと、よくあることです。

喜ばれる出産祝いを贈るために、まず赤ちゃんが喜ぶことを知る

そもそも、赤ちゃんがどんなことで喜ぶのかを知っていれば、

お祝を選ぶのも、遊んであげるのも簡単なのです。

ここでは「赤ちゃんが喜ぶこと」

に加え、「アナタが好かれる方法」もお伝えします。

お店にやって来るあかちゃんにいかに笑ってもらうか、

試行錯誤を繰り返した末の

おもちゃ作家の汗と涙のテクです。

赤ちゃんはいったい何に喜ぶのか

それにはまず、赤ちゃんが興味を引くことを知りましょう。

赤ちゃんの興味を引く3つのこと

最初はこれのどれかでお近づきになるといいでしょう。

赤ちゃんは小さい音に興味を持つ

大きい音や電子音はNGです。びっくりして泣いてしまいます。

あれ?なんだ?と思うぐらいの優しい音をこっそり鳴らします。

指を鳴らすのでもいいですし、ガラガラのおもちゃなどでもいいです。

赤ちゃんが反応したら、もう一度鳴らします。

鳴らしているものを見せながら何度か鳴らします。

いろんな方向から鳴らすのが効果的です。

あっちからもこっちからも聞こえるのできょろきょろします。

そうすると、その物に興味を持って手を伸ばしてきます。

そしたら渡してあげてください。

これぐらいになるとあなたの顔をみて笑っているはずです。

赤ちゃんは変化するものに興味を持つ

これの一番有名なものが

「いないいいないばぁ」です。

始めは顔が隠れていて、「ばぁ!」とともに顔が出てくる。

こういう変化は大好きです。

大きめで分かりやすい変化がいいですね。

あまりにも勢いよく、大きな声はNGですけど。

柱の陰から「ばぁ!」

ママの後ろから「ばぁ!」

タオルをかぶって「ばぁ!」

自分がやらなくても、ぬいぐるみやおもちゃで「ばぁ!」

赤ちゃんは色のついたものに興味を持つ

これは「音」や「変化」と組み合わせると効果的です。

赤、青、黄色など、はっきりと分かりやすい色を識別できます。

音を鳴らすときに、色の付いた物だとより興味を引けますね。

赤い物で「ばぁ!」をして黄色の物で「ばぁ!」とするとあれ?となります。

さっきの赤を探したりもします。

赤ちゃんに好かれるために大切なこと

ここで、あなたを楽しい人として紐付けしてもらうためのテクとしては

エンドレスでやり続けることです!

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赤ちゃんの最大のお気に入りの遊びは、

繰り返し遊び

これに尽きます。

赤ちゃんは繰り返すのが大好き!

分かりきっている答えを繰り返すのは最大の安心材料なのです。

何度も同じことを繰り返して、同じ答えを確認する。それが安心に繫がるのです。

この人は安心の答えをくれる。→絶対に好かれますよ。

この安心があるから、その後成長した時には、挑戦ができるようになるのです。

「安心」の足りない子は、いつまでもお母さんにくっついていたり、

外の世界へ飛び出せないでいます。

絶対の安心領域があるから、外で挑戦することができるようになります。

赤ちゃんの時期は、いかに多くの安心を経験するかなのです。

ですので、「音」「変化」「色」

を駆使して、エンドレスで付き合う。

これで赤ちゃんは大喜び、アナタも赤ちゃんに好かれること間違いナシです。

実際に赤ちゃんに好かれるにはどうしたらいいの?

では、実際私が店頭でどんな作戦でやっているのかお話ししましょう。

私の場合、赤ちゃんもお母さんもほぼ初対面なわけです。

ほとんどの場合、パパかママに抱っこされています。

そして、お母さんは商品をじっと見ている。

赤ちゃんは、初めての人が気になってしょうがない。

人見知りの赤ちゃんも、お母さんにだっこされていれば、

絶対安心領域なので、初めての人は気になるわけです。

赤ちゃんを好かれるためにまず最初にやること

そこで私がまずやることは一つ。

・大きな「振り」で注意を引く

両手を顔の近くでバタバタさせながら、スマイルをつくります。

音は出しません。お母さんは気づいていないので(笑)

口を大きくあけたりスマイルしたりと

なるべく大きな変化をお届けします。

もしくは柱の陰から「ばぁ~」とやります。

2~3回やっていると、声を出して笑ってくれたり、

手足をバタバタさせて喜んでくれたりします。

そうするとお母さんが気づいてくれます。

赤ちゃんに近づくのは笑ってくれてから

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そうなったら、ちょっと近づくことができるようになりますね。

ウチは木のおもちゃ屋さんなので、

お母さんへの商品説明がてら、

赤ちゃんに音を出してみせたり、「ばぁ」をしてあげたりしていると、

もう赤ちゃんにとって気になりすぎる存在になれるわけです。

手をにぎりにくる赤ちゃんもいますよ。

おもちゃをちょうだい!と手を出す子もいます。

さすがに初対面のお母さんに対しては

抱っこさせて!とは言えないですけど(笑)、

赤ちゃんは帰るまでこっちをじっとみてくれますし、

最後はバイバイしてくれます。

赤ちゃんが何をしても喜ばないタイミングとは?

ここでちょっと注意点を。

こんな時は、他人ではどうにもなりません。

・ねむい時

・おなかが空いている時

この場合は、ほとんどママしか効力ありませんので、

何とかしてあげようと思ってはいけません。

逆効果で最悪の場合、

アナタの存在が赤ちゃんにとって「不快」とインプットされます。

なぜなら、

ねむい、お腹が空いたといった赤ちゃんにとって

「不快」な状況で泣いている時、

それを解消してくれるワケでもなく、

あなたがあれこれ手を焼くと

赤ちゃんの脳は、

不快の原因=あなた

と勝手に紐付けしてしまうからです。

これは脳の原理で、

「今の感情」は「今の状況」と結びつくからです。

時間的に近い物、物理的に近い物と結びつきます。

「今、不快」「今あなたがいる」

これが繰り返されると、この赤ちゃんはあなたの顔を見ただけで泣くようになります。

でも、もしそうなってしまった場合もご心配なく!

この原理を利用して、

赤ちゃんが喜んでいるときに、いつもあなたがいればいいのです。

まとめ:0歳児の赤ちゃん攻略法

初対面の場合は、ちょっと遠慮がちに、

ここらへんまでが限界ですけど、

お友達の子や親戚の子、近所の子なんかだったら、

もうちょっと踏み込んだコミュニケーションが取れますね。

0歳児さんには、ゆったりした気持ちで、「いないいないばぁ」

まずはこれだけで、受け入れてくれますよ。

ただし、満面の笑みでやってくださいね。

ちょっとお近づきになれたら

人差し指と中指を交互に進め(トコトコ歩く感じ)ながら

右から左、上から下、手の先から肩までというように

視線を動かしてあげるのも喜びます。

その時に、「トコトコトコトコ」と言いながらやるのも効果的です。

また、「おなかすいたな~」「なにかあるかな~」

など、お話しを作りながらやるのも喜びますよ。

両手でやって登場人物を2人にすると盛り上がります。

これは、「変化」と「音」の利用です。

指でなくても、おもちゃでやってもいいですね。

そうすると「色」も加わるので効果大ですよ。

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