お姉ちゃんが生きていたら、自分は生まれていなかった?
こんにちは。木工アーティストのあるみです。
先日、友人とグリーフケアについて話していた時に、
その友人がなんだか気になることを言っていたので、
その事について書いてみようと思います。
その友人は、お兄さんと二人兄弟なんですけど、
お兄さんと彼の間に、双子のお姉ちゃんがいたそうなんです。
彼が生まれる前の事なので、記憶もなにもないらしいのですが、
小さい頃からその事は知っていて、それで、彼いわく、
「お姉ちゃん達が生きていたら、ボクは生まれていなかった」
って言うんです。ある時誰かにそう言われて、それからずっとそう思って、
だからお姉ちゃん達の分まで生きないと!
って思って今まで生きてきたそうです。
私、かつて娘から聞いた話とか、息子との経験とか、
たましいのおうちのクライアントさんや、私の絵本を読んだ方からの
胎内記憶的な話のイメージからすると、
彼の話を聞いて、そんなわけないでしょ〜と思えたのです?
まず言えることは、
彼は、自分の意思を持って、
ご両親の元に生まれてきたということ。
上の世界にいる生まれる前のたましいたちは、
神様の元でお手伝いをしながら、お母さんを探している。
自分で見つけて自分で決めたお母さんの所に行けるらしい。
そして、きょうだいは同じ雲の上にいるみたい。
ケンカしながら生まれる順番を決めたりもするみたい。
これだけでも、彼のお母さん行きの雲には最初から4人いたんだと思うんです。
さらにここに私の娘の話を追加すると、
娘が「今だ!」と思って私の所に来ようとした時、
息子(弟)に呼び止められて、
「ボクも後から行くけど、ここでの神様のお手伝いが忙しいから、すぐこっちに戻って来るね」
って言ったらしいんです。
だから娘は当時、息子が亡くなったことについて、なんか妙に納得ずくでした。
(これについての詳しい話は下記↓から読めます)
こんな話を聞いているもんだから、
友人はお姉ちゃん達の事情も承知で生まれてきてるって思えるんです。
決してお姉ちゃん達の代わりに生まれてきたわけではないし、
お姉ちゃんが生きていたとしても、彼もちゃんと生まれていたと思えるんです。
彼もまた、いのちをテーマに生きています。
特に昔から子ども達のいのちを守る活動をされていて、
それはやっぱり、上でお姉ちゃん達と何かしらのハナシをしてきているんだろうなぁと思えたり、
今世のテーマとして選んできているからこそ、
お姉ちゃん達の事を強く思うんじゃないのかなぁ〜。
ウチの娘の場合は、、私の見解では、
上の様子を私に伝える役割を担ってきたんだと思います。
生まれてくるとき、神様にどういう人生をやりにいくのか言うらしいです。
それがそのまま、そのたましいの今世のテーマになるみたい。
でも10歳までは、お母さん(まれにお父さん)を助けるために存在します。
(生まれる前に亡くなった子も同様)
お母さんに、自分のテーマを思い出させたり、気づかせたりする役目みたいです。
心配ばっかりのお母さんに、やんちゃな子が生まれるのもそういうことみたいで。
それで、上の人達(神様とか、ご先祖様とか、先に行った近しい人達とか)は、
地上にいるたましいが、自分で決めていったテーマを生きることを全力で応援しているんです。
自分の本心とは違う生き方とか選択をしている限りは、
上の人達からの修正がかかり、『上手くいかない』状態になったり、
気づきを促される試練に直面したりします。
逆に、素直に行動していると全力の応援が入るから、
『上手くしかいかない』状態になる。
ウソみたいなホントの話的な、ドラマみたいな現実が日常茶飯事になります。
昔から、ご先祖様に感謝したり、お墓参りしたりするのもそういうことなんじゃないかな?
私はこれを『神様すごろく』って呼んでいて、
地上の私達は、すごろく盤に乗っているコマ。
それぞれの人生テーマに向かって進んで行く途中に、
方向がずれていると、神様が目の前にジャマーを置いて気づきを促す。
軌道修正されたら、必要なヒトやモノを配置してくれたりするから、
こっちの現実では、ドラマみたいな出会いや出来事があったりするんだと思うんです?
あたかも自分で考えて行動しているようにみせかけて、
実は神様達のすごろくのコマにされていると考えると、
不思議な出来事にもいろいろ辻褄合う?
私は、息子に、
「お母ちゃん、応援してるのになんやねんそれ・・・」とか思われないために、
大真面目に人生をやって、とびきりのご加護をお願いしています?
目に見えない家族やきょうだいは、
目に見えないカタチの家族やきょうだいとして存在していると思います。
ウチの息子はそういうカタチの子って思ってます。
そして彼らからの応援は、こっちの世界では最強。
上にいる人達は、あなたに、
あなたの人生を生きてほしいと願っていると思います。
たましいのおうち
最後にしてあげられることだから、自分たちで骨折って用意してあげたい。旅立った天使がいつでも帰って来られる家族としての居場所を。みんなの手が届く、心を寄せる場所を用意してあげたい。