クリスマスフェスタ裏話。
アトリエがオープンして初めてのクリスマスにオープンギャラリーとしてアトリエを開放しました。
動機はなんでしょうねぇ。何か楽しい事をやりたかったんですよ、きっと。せっかく自分の「場所」を持っているんだから、そこで楽しい事をやってしまおう!という半ばノリで決めたことでした。(思いついて、試しに友人知人3人ぐらいに言ってみたら、あるみ氏そっちのけで盛り上がってしまったという事実もあり)アトリエフェスタ企画の発案はクリスマス3ヶ月前。具体的に構想を練りはじめたのは半月前、実際の設営作業に入ったのは3日前。もちろんやる気マンマンで臨んだ事です。でも最後はやっぱりぎりぎりでした。あるみ氏だからしかたがない。でも、アトリエは以前とは比べ物にならないぐらい見違えたのです。手前味噌で申し訳ありませんが・・・。
空間を手作りするのは、おもちゃを作るのとはまた違って、とても新鮮でした。大掛かりな設営工事からデコレーションまで一人でやっつけました。だから楽しいのです。「あるみが一人でやったのよ~!」と言いたいがために、いつも頑張っているのです。でもでも周りのみんなの協力なしには成り立ちませんでした。フスフスやクォーターにかぶせるぼうしやマフラーを編んでくれたのは親友の、さえです。忙しいのにあるみ氏のオーダーをさばいてくれてどうもありがと!フェスタ中に遊びに来て、薪ストーブの前で編物していたのが、さえです。あるみ氏のお仕事中に遊びにきて、横でアホ~な話をして気分転換させてくれるのもさえです。煮詰まった時はいつもさえと話します。感謝してるよ。
それから、ディスプレイにも大活躍で訪問者を驚かせていた巨大松ぼっくりを拾って来てくれたのは、小学校時代の恩師です。今回、先生は大活躍でした。京都新聞の記者さんが取材に来た時にたまたま居合わせた先生は、あるみ氏の背後に一緒に写るように言われ、手持ち無沙汰にスレンダーブロックであそんでいるフリをするハメになりました。あるみ氏が糸鋸を前にナゾな笑みを浮かべているのは、そんな状況に笑わずにはいられなかったということです。先生からの授かりものは松ぼっくりだけではありません。アトリエのまん前で鎮座している看板の一枚板は先生がアトリエオープン記念に譲ってくれました。(先生の自宅で雨ざらしになっていた事実は伏せる(笑)そこにロゴを作って張り合わせたら立派な看板になりました。先生はアトリエに来るたびに、「この看板がやっぱり一番いいなぁ~」と言うけれど、フェスタの時は、「やっぱり看板と松ぼっくりが効いているなぁ」と言っていました。ちなみにもう一つ、先生のお下がりのイーゼルももらってしまったんですが、これは現在製作中の常設ギャラリーが出来上がったら日の目を見るでしょう。そしたら、先生の「いいなぁ」にもう一つイーゼルが加わることでしょう。先生、感謝してます。いつもの差し入れのブルーベリーのケーキもまた待ってますよ!(笑)
フェスタの裏話は尽きません。実際どこが裏でどこが表なのか、もうよく分からなくなっています。たくさんのことがありました。全部ちゃんとアタマの中に記憶してあります。遠方からわざわざ来てくださった方々もたくさんいらっしゃいました。本当に嬉しい限りです。自ら作ったクリスマスはステキに幕を閉じました。それはやっぱりみんなのおかげです。一人じゃ何もできないんだ!
(update 2005.01.13)