安全と環境へのこだわり


着色は天然色素
お菓子などに使われる食用の天然色素(ベニバナやクチナシ)を使用しています。着色は木目を損なわず、かつ安全なものを。

接着剤は非毒性
食品への間接的な接触(まな板など)に認められているものを使用しています。

安全で質感のある仕上げ
仕上げは食用としても使われるアマニ油と、ハチの巣からとれるロウ成分のミツロウワックスです。

国内加工へのこだわり
職人の高齢化と需要の低迷により、木工所が相次ぎ閉鎖されています。歯止めをかけるため、国内の木工所との連携を強化しています。

徹底的に手作り
デザインから制作まで、一貫してオリジナルにこだわり、工房内で一つづつ丁寧に作っています。

自然想いのパッケージ
「森と繋がるarumitoy」のコンセプトを具現化したデザインで、使い捨てにせずに再利用できるパッケージを採用しています。
子供にも安全で環境にやさしい塗料
arumitoyで使用しているオイル、塗料は下記の通りです。自然塗料を使用していますので、口に入れても安全、環境にもやさしいものです。
オイル、コーティング/パーツ | 塗料/パーツ | |
知りたがりやのzappie | オイルワックス/着色部分、蜜ロウ/無塗装部分 | 食用天然色素 |
かせきごっこ | アマニ油/人形の頭、収納箱 | なし |
スレンダーブロック | アマニ油/筒状ブロック、収納箱 | 天然ワニス/棒状ブロック |
クォーター | オイルワックス/全て | 食用天然色素 |
フスフス | アマニ油/あし、蜜ロウ/くちばし | 食用天然色素/あひるくちばし |
つぃくつぁく・ばんぴー | オイルワックス/着色部分 | 食用天然色素 |
ポリーポルタン | シェラック/着色部分 | 水性着色料 |
アマニ油
亜麻の実である亜麻仁から採れる植物性オイルです。乾性油で強い塗膜を作り、昔から油絵の具や塗料に使われています。現在でも塗料やインクの原料として、また油絵には不可欠な材料です。亜麻(アマ)の茎は麻として利用されます。食品にも使われる安全なオイルです。
天然樹脂ワニス
主成分は芳香テレピン油、柑橘類の皮から抽出した精油、マツの根の樹脂、ボイルアマニ油、アマニスタンド油、桐油、ひまし油、大豆油、、天然顔料、カーボンブラック、オレイン、マンガン乾燥剤、亜鉛乾燥剤、ジルコニウム乾燥剤、コバルト乾燥剤、モンモリロナイト(粘土)、ハーブオイルや、天然の樹脂から作られ、色の原料は、土の顔料を使用しています。浸透性で内部から木材を保護し自然な木肌の仕上がりです。
シェラック
シェラックとはラックカイガラ虫が分泌する天然樹脂を、植物性アルコールで溶かしたコーティング用の塗料です。食べても安全で燃やしても有毒ガスが発生しません。チョコレートなどの食品や薬品カプセルのコーティングに使用されており、とても安全です。
食用天然色素
料理にも使われ、口に入れても安全なミョウバンで媒染し、草木染めと同じで植物の色素で染めています。健康と環境への配慮から、化学薬品などの着色料や色止めを施しておりません。舐めても害はありませんが、濡れた状態(よだれなど)でこすると色移りすることがあります。
色移りが気になる場合、水洗いのあとに、水分を軽くふきとり陰干ししていただく方法があります。やや色が落ちて風合いが変わりますが、数度繰り返していただくことで、色移りを減らすことができます。お湯で洗うと、色が落ちやすく、表面が毛羽立つ可能性があります。
安全と環境にこだわる理由
ドイツは環境問題のみにとどまらず、自然塗料の先進国でもありました。自然塗料と自然系(偽自然)塗料との区別は明確で、人々の認識度も高いと感じました。
ボスから教わったり、資料を集めたり、たくさんの情報から使用する塗料を決めました。
arumitoyでは木目を大事にしています。木目を潰す塗装をしてしまったら、木のおもちゃの意味がないと思っています。着色は木の繊維に大変左右されます。木目自体には水分が浸透しにくいので、木目の濃い部分やフシ部にはあまり色が付きません。それでも木の呼吸を感じられるように、木目を大事にする塗装をしたいと思っています。ですから、手に取ったおもちゃの着色が均一でないと感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、どうぞそのような理由をご理解ください。
パッケージに込めた環境メッセージ

木はいのち
しずくがぽとっと土におち
土はふわふわ たねは木に
木はすがたを変えこどものもとへ
こどもは還す 木を土に
Tree is Life Tiny dew drops fall on the earth The earth is soft and ready for seeds The seeds grow up to be trees and forests Trees come close to the kids and transform The kids cherish trees and bring them back to the earth.
考えていること
arumitoyが木のおもちゃをつくる理由
「なぜ木のおもちゃを作っているのですか?」とよく聞かれます。それは、子ども達の想像力を目の当たりにする時、最高に感動するから!だから、子ども達に負けないぐらい面白いものを目指すし、さらにそこを超えてきてくれるのを期待 […]
いのちの話【たましいのおうち】
いのちは終わるのではなく、次のいのちにつながるのだとしたら、「出会えてよかった。また会おう!」と言ってあげられるようになりたい。私にとって、目にはみえないけれど、息子は息子。周りの人達にも普通に接してほしかった。 […]