見てもらいたいけど、見られるのは怖い。生と死8年目の気づき

※この記事は「たましいのおうち」公式HPのブログに掲載していたものです※

こんにちは~!

木のおもちゃ作家 あるみです。

「たましいのおうち」を店頭でご覧いただけるスペースができましたよ。

木のおもちゃarumitoyのお店に「たましいのおうちコーナー」を作ったんです。

つい先日、ふと気づきまして。。。

見てもらったらいいんじゃないの??って。

サンプルとしていくつか作った実物があるのですが、

ご相談に来られた方に、実際に見てもらうものとして、

ずっと事務所に飾ってあったんです。

私とスタッフが毎日眺めるために・・?‍♀️

そしてたまに、ダンナと娘が・・?

多分今までにも、

たましいのおうち、店頭に出すか出さないか問題は

何度も話し合った気がしますよ。

でもね、私の葛藤が、

事務所止まりにさせていたんですよね。

私の懸念はですね、

木のおもちゃのお店に、出産祝いを探しに来るお客さんが

「たましいのおうち」を見たらびっくりするんじゃないか・・・という事。

だって、生と死ですもん。

お祝ムードでご来店されているのに・・って。

それこそがarumitoyのテーマではあるのですが、

それをそんなに大々的に見せちゃう??って思っていました。

だから、お店ではなるべく

ひっそりと控えて控えてこっそり・・・

できるものなら見せたくない・・・気づかないでほしい・・・

そんな風に思ってしまうから、

いっその事飾らない方がいい!って思っていました。

それで、そんな事を思う度に、

私は心の痛みをずっと感じていたんですよ。

だってね、私がたましいのおうちを作ろうって決めたのは、

「息子をなかった事にしたくないから」

なのですよ!!!

なのに!なのにですよ!!!

この、私が!

なかったことにしてるんですよ!!!!???

愕然としましたよー???

ごめん、ホントにごめん!

全然尊重してなくてごめん。

隠さないといけない存在なんてないのに、

家族の一員だとか言いながら、

ココロのどこかでホントのところは怖かったのかもしれない。

アナタの事が人に知られることで、お店に来た人が、

びっくりして帰ってしまうかもと思ったのかもしれない。

縁起が悪いから他を探そうって去ってしまうと思ったのかもしれない。

どっちが大事なんだよー???

お母ちゃんはアナタをないがしろにしてまで、

生きていたくはないよー???

なのに、なのに・・・

なんだ、このざまはーーー???

全然尊重できていない。。。。

涙が溢れましたよ。

私は、「お互いをおもしろがって尊重する家族」

の構築を目指しているというのに。

私が率先して、ないがしろにしていたなんて。。。

ようやくそんな事に気づいたのですよ。

元気だったら、今8歳。

小学3年生のワルガキMAXです。

私のこんな気持ちも彼はお見通しだと思います。

ワルガキのくせにさっ?

彼を傷つけたと思います。

でもここに行き着くために、見守ってくれていたのだと思います。

いつもこうやって、気づきをくれる。

ワルガキのくせにさっ?

でもそれって一緒に生きてるってことだよね~?

「たましいのおうち」

どんな感じのものなの~??って興味があったら、

arumitoyのお店にぜひお越し下さいませ❣️

たましいのおうち

最後にしてあげられることだから、自分たちで骨折って用意してあげたい。旅立った天使がいつでも帰って来られる家族としての居場所を。みんなの手が届く、心を寄せる場所を用意してあげたい。

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