ドイツから帰国して、案の定2005年の残りが一瞬で過ぎ去ってしまいました。帰国直後の9月には新作つぃくつぁく・ばんぴーが誕生し、制作の毎日を送っていました。10月はワークショップが2件ありました。いつもとは違うお仕事が新鮮に感じたものです。11月はクリスマスへの追い込み制作で日々は過ぎ、12月には今年で2回目となったクリスマスフェスタを開催しました。そうして気が付いてみれば年も明け、今年も12分の1が終わろうとしています。
あるみ氏は、この冬を実はちょっぴりドキドキしながら向かえました。なぜならarumitoyのアトリエが進化しているからです。去年の冬はアトリエが寒くて寒くて薪ストーブの前から離れられずにいました。元倉庫なので、仕方がないと思っていましたが、なにしろ室内にして風を感じていたし全くといって良いほど保温性がありませんでした。そして足の指にはいくつもの巨大しもやけをこしらえてしまいました。これでは冬ごとに仕事にならん!という訳でアトリエ改造計画を実行したのです。
計画の基本は「自力」です。もちろん身近な人々の「手」は貸していただきました。でも業者さんには頼みません。材料調達から始まって事前準備も作業自体もなんとかなる範囲でやることにしました。そうすると、なんとかなってしまうものでした。まず初めに構想を練ります。どこをどうするか。どの部分にナニを使うか。どういう風にやればいいのか。を考えるのです。壁には断熱材を入れ、表にはヒノキ板を張ることにしました。天井は生成りの布に断熱効果を持たせる為のアルミホイルを貼り付けることにしました。
一番初めにやった事は、生成りを天井の大きさに縫いました。4m×10mの大きさです。それからアルミホイルを貼り付け、ホイル付き布を作りました。ものすごーく大きな布で一度に作業する事はできないので、少しずつ少しずつロール状にしながらの作業でした。アルミホイルってぺらぺらなヘロヘロな「箔」だけど、やっぱり金属なんですねー。あれだけの大きさになるとものすごく重かったです。壁の作業はというと、外壁一枚しかない事が暑さ寒さの原因なので、内壁を作ることです。骨になる部分を確保し、骨と骨の間に断熱材を入れていきます。そしてその骨の上に板を張っていくのです。そうすると、外壁から断熱層を経て内壁になるので保温性がでてくるわけです。巾約15cm×2mのヒノキ板200枚ほどで完成しました。それから最後に、先に作っておいた天井の布を張りました。工事期間2週間ですべて完成です。いやいや楽しかった。手伝ってくれたみなさまどうもありがとうございました。
そんなわけで、なんとかなったアトリエで今年はしもやけを作らずに済んでいます。ヒノキの壁はとても落ち着く空間を作り出してくれました。arumitoyはもうすぐ3年目に突入です。こうなってしまったら、この先はさらに予想がつきません。またナニを思い立ってナニを始めるか誰にも分かりません。でも、そうでなくっちゃと思います。日々を楽しみながら大切に過ごしていたいと思うのです。
(update 2006.01.30)