自分で作った器に漆を塗る
定休日を利用して、漆塗り。自分で挽いた器に塗りました。これは拭き漆の状態です。あと2〜3回拭きます。1人ではなかなかやらないけれど、何人か集まるとやりやすい。
漆では、主に「塗り」「継ぎ」がありますが、この技を身につけてしまうと割ってしまった時のショックが軽減されるだけでなく、割ってしまっても「直せばいいや」と反省すらしなくなるというキケンをはらんでいます。
かれこれ、10年近く漆をやっていますが、まともに金継ぎなどあまりやったことはありません。いつも色漆を使って、漆でなくてもいいんでないの⁉︎という様なものばかりこしらえていますが、(漆にしては)カラフルに仕上げても、やはり漆の滋味は木と合います。
直して使うという行為。新しく買うのもいいけど、大事にしているものは、直してずっと使いたいです。