工房の横で見たというフクロウのはなし
フクロウのやってくるお店♡
木のおもちゃ作家 あるみです。
先日も紹介しましたが、
2週間ほど前、
朝の5時に、ムスメが工房の横でフクロウを目撃したらしいのです。
橋の欄干に止まっていたそうで。
私が始発の電車に乗るために、
車で送ってもらおうと家を出たすぐのところなのですが、
外は真っ暗で、めっちゃ寒くて、フロントガラスが凍っていて、
オトナは前ばかり見ていました。
ムスメは後部座席の窓から見たそうです。
声にならない声を出していたのは知っていたのですが、
10mぐらい通り過ぎたぐらいに、
「今、フクロウがいた!」
なんて言うのです。
「えーーーーーーーーー!!!???」
引き返したい。でも電車がー(涙)
うらやましすぎて、
一緒にいたのに、全然気づけなかった自分に腹も立つし、
「早く言えよ−!」とか言いそうになるし、
泣きそうでした。
「どんなんやった?どんなんやった?」
を連呼して、根掘り葉掘り。
「あ〜、ゆっくり聞いてられないけど、絵書いといてねー。」
とお願いして仕事に行ったのでした。
そして、目撃者の絵がこちらです↓ もちろん左側のです(笑)
「目がまん丸でね」
「ふさふさしててね」
「大きくてね」
「しっぽもあったよ」
うらやましすぎる!
もしかしたらオトナには見えないヤツかも知れない
とか気休めに思ってみたりしたいところです。
でも、「フクロウがいた」しかも自宅の横に。
その事実だけで、なんだかめちゃくちゃ嬉しくて、
そんな所に住んでいるんだ♡とこの場所が愛おしく感じます。
夏に同じ場所でホタルが見られます。
毎年ホタルを見る度に、
まだここにもホタルが出るんだぁ〜
ととっても安心するのです。
水の事とか、空気の事とか、土の事とか、
いろいろ気になる事はあるけれど、
また今年もホタルが来てくれた。
まだ大丈夫なんだ!
と勝手に安心してしまうのです。
そして、ここにはフクロウもやって来る!
本当に、めちゃくちゃ嬉しいんです。
ホッとする。そういう事実がある事が。
私の作りたい3ヘクタールの森にも、
フクロウ来てくれるかな〜。
オトナには見えないヤツでもいいから来てね!
それにしても、うらやましすぎて、
未だにムスメをつかまえては、
「ね、フクロウどんなんやった〜?」
と聞きまくっている母です。
arumitoyは
人と、エネルギーと経済が循環する森を作りたいのです!
ビジョン
イラスト:kicodesign 人々が当たり前に森に入り、活動し、生活し、学べるような場所。日本中の森をそんな風にしたい。エネルギー、食べもの、仕事などの森の恵みを受けて…