ここに注目!作家のこだわりをさぐる、木のおもちゃの見方

【こんなにフェチですか!?おもちゃのココを見て下さい】

こんにちは、スタッフYです。

最近は、しばらく、赤ちゃんガラガラの制作をしています。

今日は、

あるみちゃんが「もよう合わせ」とよぶ作業工程です。

arumitoyのおもちゃの中でも

一番の人気商品、赤ちゃんガラガラのクォーター。

どんなこだわりが隠されているのか!?

クォーターarumitoy 木のおもちゃ きりん

木材フェチのおもちゃ作家

arumitoy作家あるみちゃんの

れっきとした木材フェチぶりは、

けっこう有名です。

で、今日は、

木をとことん好きな人が、

おもちゃをつくると、

こういうところ、こだわってんのか!!

というのを

「お客さんにも、ココをみてほしい!

と思いました。

もようあわせのはじまり

まず、こちらの写真をご覧下さい。

クォーターもようあわせ2

きりんの親の胴体です。

この球体を4こ合わせて、胴体ができます。

このもよう、上の写真では、

縦にスーーーーっと木目がとおっています。

これを横向きに並べかえると・・・

クォーターもようあわせ5

ここからが、もよう合わせの醍醐味。

いくつも並べて、もようを合わせていきます。

クォーターもようあわせ1

昔のあそびで「貝あわせ」というのがありますね。

同じ合わせ目になるのは、一対の貝だけ。

ところが、木の加工は、貝とは違い、いろんな部位を使います。

一本の木であっても、切って、けずって、バラバラになってしまいます。

でも、

自然界がつくった究極の美のパターンに、なるべく近くなるように。

ていねいに、もようを合わせます。

たとえば、これはNG。

クォーターもようあわせ4

色も木目もあっていません。

こだわりの中でできあがる木のおもちゃ

いくつも試して、美しいカップリングができたとき。

それはそれはキュートなきりんができあがります。

木材フェチのあるみちゃんのこだわり。

「もよう合わせ」

スタッフYがけっこう気に入っている作業工程のひとつです。

では、今日の美人さんの後ろ姿をどうぞ。

クォーターもようあわせ3